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月刊未来経営

65%の職業が消滅する

少し古い話ですが、デューク大学のキャシー・デビッド教授がニューヨークタイムス紙のインタビューで「2011年にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時には今は存在していない職業に就く」と語ったそうです。
小学校に入学した子が職に就くまでは16年、多めに見ておよそ20年のサイクルで65%の新しい仕事が登場するのであれば、今の仕事の65%は消滅する勘定になります。そのようなことが本当にあり得るのでしょうか。

でも、これはある意味で現実なんだと思います。
20年前はWindows95デビューの年ですから、ネットは一般的でなかったし、メールで仕事をすることもなく、ましてネットでモノを買うことなどありえませんでした。スマホは出現していないし、携帯の普及率も低く、街には携帯屋さんが店を並べ1円携帯のキャンペーンを張り、多くの製造業のお客様が携帯関連産業で儲けていました。街のカメラ屋さんで子どもの写真を現像し、貸ビデオ屋でVHSのテープを借り、カーステレオにはCDが普及し始め、元レコード屋さんでCDを買って聞いていました。確かに駅前の店舗を見ても20年前からあるお店は1/3ぐらいです。

社会は革命のように進化するのではなく、徐々に入れ替わり10~20年も経つと全く違うものになってしまうのだと思います。しかし徐々に入れ替わる変化のために、その変わり目が見えません。つまり変わり目で都度対応するという受け身の構えはほとんど意味がないということです。ですから「常に自分の会社を変化させる」ことが必要なのだと思います。さてあなたはあなたの会社を変え続けることができますか。 

《続 税理士のための百箇条 関根稔氏著を参考にしました。》

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