延長サービス
延長サービスはデイサービスのサービス提供時間7時間以上9時間未満の前後に連続して日常生活上のお世話を行う場合、その延長時間に応じて延長加算が算定できる制度です。
従来は延長時間3時間、加算150単位が限度でしたが、今回の改正で延長時間5時間、加算250単位へ上限が拡大されました。
そこで、こんなサービスを検討してはいかがでしょうか。
上記表のとおり通常デイの介護報酬+延長加算+自費利用料(通常デイの提供時間を超え9時間までの時間は自費利用料をいただくことが可能です)というプランです。朝昼晩の食事を提供することによりご家族の負担を軽減し、ご家族が送迎するため送迎に縛られることなく、ご家族のその日の事情に合わせた来所、出所がある程度可能になります。
また、長時間のお預かりにより、利用者のご家族にとっては泊りに近いイメージになります。出勤前に預けて、出勤後ゆっくり迎えに行くというライフサイクルが可能になります。収益面からも延長時間中の人員配置は「安全体制の確保に留意し、事業所の実情に応じて適当数の人員配置で差支えない」と通常のデイサービスの人員基準よりかなり緩やかと言えます。往復の送迎減算94単位分は自費利用料でカバーします。
仮のプランをご紹介しましたが、このような発想で従来と違ったサービスを検討してはいかがでしょうか。