あいさつの徹底
長いコロナ禍、さらには物価高騰の影響で業績にダメージを受けた介護事業所は少なくありません。そしてマスク着用で表情がわかりにくい事もあり、何となく暗い雰囲気になっていませんか。こんな状況の時は気持ちを切り替えて、とりあえずできることを徹底してやってみましょう。そこでお勧めはあいさつの徹底です。
〇最初は利用者さんと目を合わせてニッコリ微笑みましょう。
「あなたは私にあいさつしてくれている」と分かってもらうためには目を合わせることがとても重要です。空あいさつにならないためにも目を合わせることを意識しましょう。これにより、車いすの利用者さんに対しても自然と低い姿勢をとるようになるでしょう。
〇名前+あいさつ+ひと言
ニッコリ微笑むと同時にあいさつをします。この際に「〇〇さんおはようございます。今日は天気が良くて気持ちいいですね。」など名前+あいさつ+ひと言を意識しましょう。
〇明るいトーンの声であいさつする
せっかくにっこり微笑んでも声が低くては明るい印象になりません。ドレミファソラシドのシの音程をイメージしてあいさつすると明るい声の高さになります。
〇仲間やスタッフにも同様にあいさつしましょう
事業所全体であいさつを行うことにより事業所全体が明るくなります。その雰囲気は自然と利用者さんにも伝わり明るい環境が演出されるでしょう。
最初からうまくはいかないでしょう。スタッフ全員であいさつの練習をして、利用者さんをお迎えします。多少ぎこちなくても続ける事で自然なあいさつになっていくと思います。
【文責:竹内光彦/プロフィールはこちら】