オンライン資格確認の推進 ~電子的保健医療情報活用加算~
月刊医院長先生第269号でマイナンバーカードを健康保険証として利用する「オンライン資格確認」導入の補助金についてご案内してから、ちょうど一年が経ちました。既に運用を開始されている先生もおられるかと思いますが、現時点での長野県の導入状況などをお知らせします。
ご覧のように、カードリーダーの申込は昨年と比べるとかなり進んでいますが、運用の開始はまだこれからという印象を受けます。
政府は令和5年3月末までに、全ての医療機関での導入を目指しています。これからの申込みでも、令和5年3月末までに運用を開始すれば導入費用の3/4が補助されます(上限32.1万円)ので、間に合います。
また、令和4年度の診療報酬改定では「電子的保健医療情報活用加算」が新設されます。オンライン資格確認システムを活用した場合には初診料が7点、再診料が4点、薬局での調剤管理料が3点加算されます。
導入を検討されている先生は電子カルテ・レセコンの業者様と早めにお打ち合わせしていただくことをお勧めいたします。
(参考:厚生労働省HP:オンライン資格確認の導入について・令和4年度診療報酬改定について)
【文責:山口 美智子】