『新型コロナで小学校等が休校となった際に受給できる助成金』
新型コロナの感染が再拡大しています。その影響で小学校や幼稚園、放課後デイ等が休校となってしまい、保護者がお子さんの面倒をみるために会社を休まなければならないケースが増えています。その際、通常の年次有給休暇とは別に「特別有給休暇」を付与した場合は、「小学校休業等対応助成金」が会社に助成されます。
【助成金の主なポイント】
ポイント1:小学校等の休業対応のための特別な有給休暇を従業員に付与する
ポイント2:助成金額「対象労働者の日額換算賃金額(※)× 特別有給休暇の日数」
※日額換算賃金:令和4年1~2月の休暇:上限11,000円、令和4年3月の休暇:上限9,000円
(申請期間において緊急事態宣言又はまん延防止等重点措置実施地域については15,000円)
ポイント3:勤務時間の短いパート・アルバイトでも助成金の対象となる
ポイント4:事業所単位ではなく、法人単位ごとに申請すること
つまり会社が負担した特別休暇分の給与を、国が助成してくれるということです。支給申請の期限は令和4年5月31日までとなっておりますので、1月~3月までの休暇分をまとめて申請することをお勧めします。従業員の方から助成金について会社に相談してくるケースが増えることが予想されます。雇用の維持という観点からもこの制度を活用頂くことをお勧めします。詳しくは当事務所担当までお問合せください。
【文責 相澤 秀次】