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働き方改革がもたらす格差

前回、労働時間と自己学習の関係についてお話しましたが、「週労働時間の変化と自己学習を始めた割合」という別の調査においても、「労働時間が減っても自己学習を始める人は増えない」という結果が得られています(下図参照)。つまり勉強しない人は時間の有無にかかわらず勉強をしないということです。

出典:リクルートワークス研究所

働き方改革により、労働時間や労働日数を減らす方向に舵が取られています。だからといって前述のように自己学習を始める人が増えるとは限りません。しかしすでに自己学習を行っている人たちは、空いた時間をより自己研鑽に費やす可能性があります。

文部科学省が行った「学習到達度調査」では、ゆとり教育導入前と導入後で、学力の格差が大きく広がったことがデータより明らかになりました。つまり、ゆとり教育により休日が増えたことで学習時間が短くなった子供と、逆にそれを補うように学習塾へ通ったり、自宅学習をした子供たちの間で格差が生じたのです。

これが大人の社会にそのまま当てはまるとは言いませんが、働き方改革で労働時間が減った分をどのように使うのか。テレビやゲームをして過ごすのか、あるいは資格取得を目指したり読書などに時間を充ててるのか、その過ごし方によってその後の能力に大きな差が生じることは間違いないでしょう。

文責:髙山正

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