オンライン資格確認等システム導入「加速化プラン」
厚生労働省は、マイナンバーカードを保険証として使えるように「オンライン資格確認等システムの顔認証付きカードリーダー」の普及を強力に推進しています。しかし、令和2年10月時点でカードリーダーの申込率は15.3%にとどまっており、導入状況は芳しくありませんでした。
そのため、令和3年3月末までに顔認証付きカードリーダーの申込を行った医療機関・薬局に限定して、導入費用の補助率を大幅に引き上げるキャンペーンを実施しています。(3/4を補助⇒全額を補助、ただし42.9万円上限)
キャンペーンにより長野県内でも申込が増えています。2月14日現在の県内医科診療所、歯科診療所、薬局のカードリーダー申込率はそれぞれ29.3%、20.0%、47.4%となっており、目標である60%には届いていませんが、直近1ヶ月で9~11%増えている状況です。
オンライン資格確認の導入は義務ではありませんが、今後、マイナンバーカードを健康保険証代わりとして持参する患者様の増加が想定され、「カードリーダーの未設置」による窓口での無用のトラブルを防ぐためにも、早急の導入を検討していただく必要があります。
3月末が区切りとなりますので、電子カルテ・レセコンの業者様との早急のお打ち合わせをお勧めいたします。
詳しくは、厚労省のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08280.html
「オンライン資格確認の導入について(医療機関・薬局、システムベンダ向け)」
(文責:望月 美智子)