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テレワーク(在宅勤務)を可能にする三種の神器

新型コロナウイルスの影響から、多くの企業でテレワークへの取り組みが検討または導入されています。テレワークはウイルスの感染拡大防止だけでなく、通勤の負担軽減や育児や家事、介護をする従業員にとってもありがたい制度である反面、従業員同士のコミュニケーションやコラボレーションを低下させ、ひいては生産性を低下させるというデータも数多くあります。

しかし最近行われた大手統計調査会社による「仕事に対する意欲調査」では、在宅勤務の従業員の方が、意欲が高いという数値を示しました。またある旅行会社のコールセンターでは、スタッフにテレワークを導入したところ、生産性が平均して13%も向上しました。一体どういことなのでしょう。それは、たとえテレワークにより従業員の物理的な距離が離れてしまっていても、適切な情報共有ツールを活用すれば、生産性を落とさない、むしろ向上させるということです。ここでは中小企業でも無料ですぐに始められるツールを3つ紹介したいと思います。

  1. ZOOM…WEB回線を使ったテレビ会議のためのツールです。これにより離れた場所にいる従業員ともオンライン上で会議やコミュニケーションを図ることが可能となります。
  2. Chatwork or Slack…ビジネス向けチャットです。グループ間同士で同時にリアルタイムで情報を共有することができます。
  3. Googleドキュメント・スプレッドシート…クラウド上で使用できる文書作成、表計算ソフトです。同時編集や同時閲覧など、上司の指示をリモートで受けながら書類の作成もできます。

もちろんテレワークがそもそも不可能な業種もあるでしょう。しかし会議や研修など一部の業務をオンライン上で行うことには検討の余地があります。ぜひ参考にしてください。

(文責 高山正)

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