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月刊院長先生

令和2年度 厚生労働省予算概算要求

厚生労働省より、令和2年度予算の概算要求が提出されました。
厚労省の重点要求ポイントはいくつかありますが、先生方に特に関わりの深い「健康寿命延伸等に向けた保険・医療・介護の充実」についてご紹介します。

健康寿命の延伸に向けた予防・健康づくり

疾病予防の取組みとして、各保険者の後期高齢者支援金の加算率・減算率のメリハリを強化し、特定健診やがん検診の受診率向上を強力に進めます。
若年層に対しても、子宮頸がん検診・乳がん検診の初年度対象者にクーポン券を配布するなどして、一定年齢時の健診・検診を無料化又は低額化し受診促進を図ります。またわずかな採血で精密な検査結果が得られる血液検査など、新しい技術により患者負担の低い検査方法を取入れるなど、健診の簡素化が検討されています。

医療分野におけるICT等の実用化の推進

月刊医院長先生第250号に記載した「健康保険証のマイナンバー活用」の令和3年3月本格運用に向けて、受診時及びレセプト請求時にオンラインで資格情報を確認できるシステムの導入に必要な予算が確保されています。
また、本人や医療機関が活用できるレセプト情報や特定健診情報等の「保険医療情報データベース」の作成が検討されています。

団塊世代が75歳以上に入り始める2022年までに社会保障の基盤強化が目指される中、今後の審議内容に引き続き注目していく必要があります。
それぞれの政策における取組みが具体化された際には改めて解説させていただきます。

 

参考:厚生労働省「令和2年度厚生労働省所管予算概算要求関係」
内閣府「経済財政運営と改革の基本方針2019」
(文責:望月 美智子)

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