職員採用につながる「ちょっとした工夫」
先月に引き続き、介護業界の職員採用について考えます。福祉、建設、警備、運輸の4分野については、人手不足が顕著な分野として、国(ハローワーク)も支援に力を入れていることはご存知の通りです。そんな採用難の介護業界においても、採用活動が上手くいっている介護施設は存在します。そういった介護施設は何が違うのでしょうか。
仕事内容や待遇、福利厚生など、その施設ならではの条件的な強みをつくっていくのが王道ですが、すぐには真似できない部分もあります。そこで今回はすぐに実践できる「ちょっとした工夫」に注目してみました。採用活動が上手な施設では、下記の工夫・取り組みが見られます。
①スマートフォン・タブレットに対応している自社の採用サイトがある
→今は無料でスマートフォンに対応した採用サイトをつくれる採用支援ツール(engage、ジョブオプLite 等)があります。工夫次第で魅力的な採用サイトをつくることができます。
②Indeed、Googleしごと検索 など、今の時代に適した採用広告を活用している
→インターネットでの仕事探しの王道になりつつあるIndeedやGoogleしごと検索。Indeedは無料で求人票登録ができるので、試さない手はないでしょう。
③求職者と会える場所(ハローワーク主催のミニ面接会など)に積極的に参加している
→ハローワークで定期的に開催される面接会。ハローワーク松本の事例ですが、4月、5月共に最も求職者が集まったのは驚くことに介護施設のブースでした。面接会も侮れません。
7月に開催する「クリニック・介護事業所向け 採用トレンドセミナー」では、上記内容を含めより具体的に採用成功のコツをお伝えします。ご興味あれば、同封のご案内をご覧ください。
(文責:小倉洋平)