勤務間インターバル導入助成金
とても使い勝手のよい助成金「時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入助成金)」につきまして、今年度の受付が始まっておりますのでご案内したいと思います。
『勤務間インターバル制度』という言葉をご存知でしょうか。勤務終了時間から次の勤務開始時間までの間に、一定の連続的な休息時間(9時間以上が望ましい、とされています)を設定することで、健康維持のための睡眠時間等を確保する制度です。過労死防止策の一環として、今年4月の働き方改革関連法改正において『事業主は勤務間インターバル制度の導入に努めること』とされています。
この聞きなれない『勤務間インターバル制度』を導入するために、労働時間の適正化のための機械・システム等を購入して生産性向上を図るための取組を実施した場合に、かかった費用に対して補助(最高100万円)が受けられます。購入費用が133万円以上かつ1日8時間勤務
(9時間拘束)の事業所が、日々の残業を4時間以内に抑えることができれば、この助成金の恩恵を最大限受けることができます。
詳しくは、下記HPをご覧いただければと思いますが、作業効率を上げたり従業員の負担を軽減したりするような設備・機器の購入(例えば、POSシステム、電子カルテ、勤怠管理システム等の導入・更新や、移乗・介護用リフトやダンプカーの購入など)であれば、制度導入のための取組として広範囲に認められています。生産性向上に取り組む予定がある事業所がございましたら担当者までお知らせください。
厚生労働省HP:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000150891.html
(文責:奥原 真紀子)