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数値分析はホドホドに。

経営改善計画の策定支援をしています。

ほとんどの場合、顧客の望みは、分析ではありません。

しかしながら、顧客の望みを叶えるには、目標達成のためのストーリー(計画)が必要で、ストーリーを描くには因果関係に沿った分析が必要です。

ということで決算書をもとに指標の分析を行うわけですが。
・・・、前年比や同業他社比で悪いところばかりに目が行きがちです。
そもそも悪いところばかりを指摘するのってどうなの?と…。
そこは、改めて言わなくても、経営者は分かっています。
会計屋にありがちな行動です。反省します。

天気予報に例えると。
私が知りたいことは、「明日は、“雨が降るのか?”“寒いのか?”」、端的に言えばそれくらいなものです。
ところが、気象予報士は、「どうして雨が降りそうなのか?」「どうして予想以上に寒くなりそうなのか?」、天気図をもとに分析してみせます。
時には、昨日の天気がなぜ予報とはずれたのか解説したりします。
大変もっともらしい分析をしてくれるので、その時は、「あぁ、なるほどね。」と納得しますが。
私が知りたいのは、「どんな服装をするか」「雨具が必要か」という行動の選択をするための「情報」であって、「理由」や「分析」ではありません。

コンサルの現場でも、先生などと呼ばれていい気になり、この辺りを勘違いすると顧客の満足は得られませんから、肝に銘じたいところです。

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