県の入札制度の改正案
県は、平成19、20年度建設工事入札参加資格審査申請における新客観点数の改正案を示し、
これに対する意見を募集していました。
※新客観点数とは、
全国一律の経審では反映されない面を県が独自に評価し点数化したもの
これによると改正案概要は次のとおりです。
1. 工事成績評点 : 技術力をより重視し、加(減)点を行います。
2. 表彰等 : 労働安全衛生の表彰に対して新たに加点を行います。
3. 民間資格 : 経営事項審査で反映されない民間資格の拡大を図ります。
4. 直営能力 : 固定資産残存価格の基準額を大幅引き下げ、加点を行います。
5. ISO等認証取得: 環境関連プログラムの認証登録者に対し加点の重みを増します。
6. 労働環境 : 子育て支援等、労働環境の充実に対して加点を行います。
7. 災害協定等: 除雪関係業務の毎年の受託者に対し、より加点を行います。
又、この新客観点数の上限を経審の総合数値の15%から25%へ引き上げます。
これから分かるように県としては、技術力があり社会貢献等をしている企業に対し、
より入札に有利なように制度を改訂しようとしています。
したがって経審の点数のみでなく、新客観点数をいかにアップさせるかが、
ますます重要となってきましたので、改正内容をよく検討してアップしやすい各所から実行していってもらいたいと
思います。ご不明な点がありましたら、担当者までご連絡くださるようお願い致します。