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エコアクション21

長野県は、国際的な環境基準であるISO14001環境マネージメントシステムを来年をもってやめることになりました。これは、環境問題に取り組まないということではなく、新たにエコアクション21(環境配慮に取り組む事業者を認証、登録するもの)の認証を取得することになったためです。

 県は、民間企業の取得を促す意味もあり、平成13年には、ISO14001を取得していましたが、大企業を中心に取得者は、500社を超え一定の成果をみたとし、またISO14001は取得費用、維持費が非常に高く負担が大きいため、ISO14001をやめて、中小企業には、より負担の少ないエコアクション21の取得を促そうと考え、県が率先して取得することになったものです。

エコアクション21は、環境省が整備したもので、県内では余り知られていないこともあり、まだ50社ほどしか取得していませんが、今後、県の推奨もあり増加が予想まれます。特に建設業者は環境への取り組みのメリットが多いので、エコアクション21を考えてみてはどうでしょうか。

エコアクション21のメリット
1.環境経営システムの構築・運用することにより、無理・無駄をなくし経営の効率化
2.省エネ、リサイクルなどを通じて経費の削減
3.ISO14001に比較して認証、登録費用が10分の1程度
4.環境活動レポートを外部へ公表することにより、消費者等にイメージアップ
5.大手企業が環境経営を取引先の条件とするのに対応

県の建設工事入札参加資格では新客観点数を10点加算

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