県内企業の社長の平均年齢は60歳
帝国データバンクが県内企業経営者2万1284人を対象に実施した調査で、平成20年の県内企業の社長の平均年齢は60歳1ヶ月となり、平成14年から調査をして、初めて60歳を突破し、経営者の高齢化が進んでいることがあらためて明らかになりました。
全業種の中で主な建設業関連の平均年齢は以下のとおりです。
さらに県内で平成20年中に新たに社長に就任したのは724人、社長交代率は3.40%と調査開始以来最低の数字となりました。
この原因は、一つには、中小零細企業を中心に後継者難が深刻な事態であること、もう一つは、この不況で現社長の代で事業を終わらせようとする企業が増加していること、以上2つの原因が考えられます。
建設業関連業種では建設業許可要件・対外的な信用力を考慮すると廃業よりも事業承継を選択した方が得策です。この難しい時代に会社を強くするためには、社長自身の年齢と向き合いながら立派な経営力のある後継者を育てることが必要となります。
「社長を幸せに辞める」というのはなかなか難しいことです。何年かかけて計画的に行わねばなりません。不安がある方は当事務所の担当者に相談してみてください。計画を立てるお手伝いをさせていただきます。