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入札制度改定

長野県は公共工事の入札制度の改定を行うことを発表しました。同制度は平成23年10月1日以降公告の入札から適用されます。改定の背景としては①応札者の入札価格を反映し算定すべき失格基準価格が、少数の入札価格によって決定される傾向が顕著となっており、失格基準価格を変動制とした制度の趣旨が十分に活かされていない。②失格基準価格の下限値と同額の価格による入札が多くあり、同額者のくじ引きによる落札決定の増加が原因となります。

改定内容は以下のようになります。

これまでは失格基準を算定する範囲が狭く、市販の見積ソフトにより失格基準価格を正確に算定していたため、ほぼ定価(落札価格)は決まっていましたが、この改定により落札価格≒失格基準価格がオープン価格となり読みづらくなりました。

失格基準を算定する範囲が広くなったことにより、今まで反映されなかった飛び抜けた入札価格が影響されます。今後はより厳密に見積を行い、他の会社の入札動向を視野に入れながら応札する必要があります。

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