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仕事上の悩みから学ぶ

先月発表された平成20年度労働経済白書に、若年層の仕事上の悩みについての統計が記載されていました。内訳としては下図のとおり「仕事の内容」が全体としては上位を占めています。男女別にみると、男性は「賃金」について、女性はやはり(?!)「人間関係」についての項目が高くなっているようです。逆にいえば、これらの悩みを解消することが定着率アップ、業績アップにつながると考えられます。

「賃金」を引き上げることは、社員の定着率、求人を高めるのに、てっとり早い方法かもしれませんが、お金のかかる方法でもあります。

「仕事の内容」については、それ自体を変えることは不可能です。ただし、人事異動、配転等は有効な手段の一つと考えられます。(とかく小規模事業場では疎かになりがちですが…)例えば営業担当に変えたとたん、急に実力を発揮したという話はよく耳にします。また職種を変更しなくとも、担当エリアの変更等が新たな人材育成につながるかも知れません。

「人間関係」は、ある意味最も難しい課題ではありますが、「生理的にどうしても合わない」などという場合は、前述同様、配置替や仕事の分担変更等は有効な手段の一つと考えられます。

人事担当者はそういった適材適所を見極める目が必要だということです。

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