「職場定着支援助成金」
建設労働者の雇用の改善や職業訓練などを実施する建設事業主に対して、経費や賃金の一部を助成する「建設労働者確保育成助成金」制度が平成28年4月1日から一部改正されました。今回はその中から「職場定着支援助成金」を紹介いたします。
「職場定着支援助成金」は、魅力ある職場づくりのために労働環境の向上等を図る事業主に対して助成するものであり、雇用管理の改善を推進し魅力ある雇用創出を図ることを目的としています。
内容としては
①新たに雇用管理制度の導入・実施を行った場合には、制度導入助成金として最大40万円(下記の制度1つにつき10万円)が支給されます。これは計画を作成し労働局長の認定を受けなければなりません。
○評価・処遇制度 ○研修制度 ○健康づくり制度 ○メンター制度
②①の雇用管理制度の適切な運用を経て従業員の離職率低下が図られた場合には、目標達成助成金(60万円)が支給されます。
③さらに、①および②の支給の決定を受けた事業主が若年労働者(35歳未満)の入職率目標を達成した場合には、目標達成助成金(60万円)が支給されます。
なお、①の制度を1つ導入するだけでも10万円の助成を受けられる可能性があるので、将来の人材確保のため制度の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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