平成27年度注目の人材育成に関する助成金
国の政策として実施される助成金制度には様々な種類がありますが、今回はその中でも比較的多く利用されているものと、今年度新しくなった制度についてご紹介いたします。
①キャリアアップ助成金(正社員転換コース)
パートタイマー、派遣社員などの非正規労働者を正社員等に転換した場合に
支給されます。
●6ヵ月以上雇用したパートタイマー等を正社員に転換し、6ヵ月以上雇用すること
●事前に計画を労働局に提出し、正社員転換制度を就業規則に規定すること
●助成金額:最大50万円
②キャリア形成助成金
従業員に対して20時間以上のOFF-JTによる研修を受けさせた場合に支給されます。
●事前に計画を労働局へ提出していること
●20時間以上のOFF-JTによる研修を受講させること
●助成金額:最大 要した経費の2/3+1人1時間あたり800円
③企業内人材育成推進助成金
従業員に対して教育訓練、職業能力評価などを計画的に実施する制度を導入し、
人材育成を行う場合に支給されます。
●人材育成制度を就業規則に規定すること
●職業能力評価を「ジョブカード」を活用し実施すること
●助成金額:最大50万円+1人当たり5万円
この他にも特に人材育成に関する助成金は拡充されております。教育訓練などを検討している企業で詳しくお知りになりたい方は、当事務所担当までお問い合わせください。