求人の問い合わせを劇的に増やす方法
例えば、あなたが新車を購入するときを想像してみてください。テレビや雑誌で新車発表を知っていきなりディーラーで注文する人はまずいないでしょう。普通はカタログを読んだり、展示車を見たり、営業マンにいろいろ確認しながら最終的に購入を決定します。車でなくとも住宅でも同じことがいえます。通常「高い買い物」をするときは、いきなり購入するのではなく、いくつかのステップを踏みながら購買行動へ移行します。他にも継続購買するような例えば健康食品も「まずは無料のサンプルをお試しください」と段階を踏んでいきます。一見遠回りなようで、この方が確実に集客できます。なぜなら、一般的に高価な物や継続性のある物は、消費者も十分にその商品の情報を確認してからでないと、購買に結び付かないからです。
それを「求人」に置き換えてみましょう。求職者にとっては空いた時間のアルバイトでもない限り、就職することは「高い買い物」です。ところが求人広告を見ると、ほとんどがいきなり求職を申し込むか、そうでないか、の2択を迫る広告ばかりです。求職者からすればハードルが高いのです。そこで以下のような文言を追加してはどうでしょう。(ハローワーク求人票も可)
また希望者には会社説明会も随時行っておりますので、併せてお問い合わせください。
これによりグッとハードルが下がり、心理的抵抗が減ります。また企業としても事前に説明会を行うことは雇用のミスマッチを減らすという効果も得られます。仕事の種類によっては、説明会の申し込み自体はそれほどに多くないケースもありますが、それでも求職者の心理的抵抗が減り求職の問い合わせはグッと増えます。「とりあえず、エントリーしてみよう」となるわけです。後はきちんとお互いに段階を踏みながら、最終ゴールを目指せばいいのです。
※すでに多くの求職者から問い合わせがある企業では、対応しきれなくなることがありますので、くれぐれもご注意を!