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月刊院長先生

「待ち時間」と「診察時間」の患者満足度

医療機関の診療待ち時間長さと診察時間の短さを例えて、「3時間待ちの3分診療」などといわれることがありますが、実際の外来患者の意識はどうなっているでしょうか。
厚生労働省の統計調査(注)から、待ち時間と診察時間に対する患者満足度を見てみました。

外来患者の50%以上を満足させるためには、待ち時間を15分以内としなければならないようです。また、患者の50%以上に不満を感じさせない待ち時間の限界は1時間のようです。

外来患者の50%以上を満足させるためには、診察時間を10分以上確保しなければならないようです。一方で、3分未満であっても不満としているのは19.1%となっており、患者の満足度は診療時間だけでなく診療内容なども重要な要因となっているようです。

一人ひとりの患者の診療時間を長くすると、他の患者の待ち時間が長くなってしまいます。予約診療や予想待ち時間の表示など受付や窓口業務の見直しを是非ともご検討ください。  
(注)平成20年受療行動調査 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/34-17.html

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