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クレッジットカードによる医療費の支払い

医療費についてクレジットカードによる支払いができる医療機関が増えてきました。総務省のあっせんにより大半の病院においてクレジットカードによる支払いができるようになり、診療所においても自費診療の多いところを中心に普及してきています。患者の立場からすると現金を用意する手間を省くことができ、特に比較的若い世代においてポイントが付与されることからクレジットカードによる支払の意識が高まっているといえます。

医療機関におけるメリットとデメリットについてまとめてみました。
〇メリット
 ・患者の利便性が向上すること。
・医業未収金発生の心配がなくなること。
 ・現金管理の簡素化
〇デメリット
 ・3~5%程度の手数料が発生する。
 ・事務作業が煩雑になる。
(平成24年 総務省行政評価局「カードによる医療費支払方法の拡大」参照)

信販会社によっては手数料を低くしている場合や、クレジットカード端末の導入費用についても必要としない信販会社もあり、メリットとデメリットを踏まえご検討していただければと思います。クレジットカード払いによる医療費控除については、患者の口座からカード代金が引き落とされた日ではなく、医療機関において決済をした日の年が対象になりますのでご注意ください。
また、平成29年1月4日から所得税や消費税の国税においてもクレジットカードの支払いをできるようになり、今後一層クレジットカード支払いが一般的になると予想できます。

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