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月刊未来経営

社長のための経理知識1 会計の本質

今回から「社長のための経理知識」を特集していきます。
第1回の今回は、「会計とは何か」です。

会計は、伝票を書き、細かい数字を集計していく、後ろ向きの仕事で、税務署がうるさいから仕方なくやるものと決めつけていませんか。確かにそうした一面もあるでしょう。しかしこうした見方は、会計のある一面しか捉えていません。

本当の会計は会社を強くするためにあるのです。

人をはじめとした経営資源を上手にコントロールしていく経営管理には計数管理が不可欠で、その基礎にあるのが会計であるといえます。

会社は環境変化に応じて成長し、収益力を確保していきます。そのためには変化の動きをつかみ、問題点を認識し、課題を設定し、解決していかなければなりません。変化を数量的に認識し、計数的に考え、状況を判断し、対策を決定し、実行していきます。数字を大事にし、数字をベースに問題を解決し、行動に結び付けていく姿勢が大切です。これを支えるのが、計数管理であり、会計なのです。

また、設備をするか、しないか、発注を受けるか、受けないかなどの判断は、勘や経験も重要ですが、それだけではダメで、シミュレーションが不可欠ですし、競争相手や取引先の実態を見抜くことが必要なシーンでも、その能力は会計を学ぶことによって得られます。
ということで、これから何回かシリーズで「最強の会計」を出来るかぎり、わかりやすく解説します。皆様の会計アレルギーを治す一助になっていただければ幸いです。

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