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月刊未来経営

社長のための経理知識 17 20対80の法則

記念すべき200号と言うことで、「2」にこだわってみました。

20対80の法則を御存知ですか?パレートの法則とも呼ばれて、
・商品売上の80%は、全商品銘柄の20%で構成されている。
・故障の80%は全部品の20%に原因がある。
・所得税の80%は全納税者の20%が担っている
・仕事の成果の80%は費やした全体の時間の20%で決まる
・従業員が100人いたら本当によく働くのは20人である。
という感じで使われます。

要は「重要なものは僅かしかない」ということであります。そしてその僅かなことに集中すれば経営はシンプルで、かつ力強いものになります。

あなたの会社の主力商品とは何か、メインの顧客は誰か、メインの売場はどこか、不良の原因は何か、どこの20%を触れば全体の80%を改良・改善できるのかを常に意識する必要があります。

例えば売上を触りにいくなら、全体の80%の売上を生み出す20%の商品を特定します。そして粗利を検証し、粗利の良いものは「販売強化」という結論ですし、粗利の悪いものは「原因追求」という結論になりましょう。そして次は下位20%の言わば失敗商品に目を向けて「撤収」そして空いた売場に「新商品の投入」・・・という感じに合理的に考え、集中するものを特定し、根拠のある経営を行うことが重要です。

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