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月刊未来経営

会社の承継 21 行動の前には計画がある!

来月8月1日から、飯沼会計事務所は組織変更をし、税理士法人 未来経営 に生まれ変わります。これに先んじて当レター名も 月刊 未来経営 に切り替えました。引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

さて本題です。前号で「決算書の前には行動がある」「行動なくして結果なし」というお話をいたしました。今号はその続きです。
当たり前の話ですが「その行動の前には計画がある」のです。

添乗員付きの観光地旅行ならば、特段計画などもたなくとも、旗を持った添乗さんの後をついていけば楽しく、安全に旅行気分を満喫できるでしょう。しかし実際の経営では残念ながら添乗さんはいません。目的地も観光地ではありません。ですから当たり前ですが自分で(できれば多数の人を巻き込んで)計画を立て、その計画のもと行動をします。行き当たりばったりですと、今の経済情勢では冬の北アルプスを団体さんで適当に登山するようなものです。経営計画があって初めてゴールに行きつくのではないでしょうか。

もちろん社長様の頭の中には何らかの計画がおありでしょう。しかし従業員にそれを見せなければ、従業員はまるで添乗さんについている観光地の旅行者のようなもので、すべて貴方任せの行動をとりがちになります。その頭の中の計画や方針を紙に落とし、従業員に示すことが重要なのです。

そしてできうれば下の階層図にあるように、決算書⇔行動⇔計画⇔方針⇔理念⇔哲学が一気通貫でつながるような流れを会社の中に構築できれば申し分ありません。

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